1989年モデル W124(260E)  ミッション・オーバーホール修理

東京都在住 新井君男様 
1989年 W124( 260E ) D車 走行155751Km 1ケ月前からシフトをバックに入れる度に『ガッツン』と大きな振動が出てきて、新車時からお世話になっているディーラーに見せにいったところ80万円の見積もりがでてしまって相談されていましたが、そうこう言っている内にバックギアが入らなくなってしまったという状態で今回入庫されました。

(スタッフレポート)

W124のミッションオーバーホールは月に5台以上やっているので、ちょっと過信しすぎたバチがあたってしまいました。修理車両からミッションをおろそうとしたら、プロペラシャフトが固着して縮まなく通常1時間もかからずに出来る作業が2日も格闘してしまいました。プロペラシャフトである程度逃がす加圧が、固着している為に逃げずにミッション本体にはねかえっている状態で、ミッション本体も通常では考えられないほど内部が破損しており、ビックリしてしまいました。なぜ、ここまでプロペラシャフトが固着したかは原因不明ですがやはりボディのショック等を均等に逃がしている車の構造には改めて関心しました。主な部品代(中古ミッション¥50.000)工賃(ミッションオーバーホール一式 工賃¥230.000)

孤独のミッションO/H作業風景

このプロペラシャフトにいじめられました

(お客様コメント)

ディーラー で相談した時は80万円近くの見積もりが出され、逆に修理をしないで乗り換えを薦められてしまいました。家族で新車の時から慣れ親しんで乗っている車なので、どうにかならないかとインターネットで 調べて、今回初めてシーバースにお世話になることになりましたが、いままでディーラーでしか修理をしたことがなかったので、やはり最初は不安でした。シーバースにオーバーホールを依頼しましたが、『ミッション本体の破損が激しいときは中古のミッションを使って修理します。』と二通りの見積もりを出していただき、安心してまかせられました。ミッション以外でも幾つか気になっていたところまで、診てもらい十分納得の出来る修理をしてもらいました。