1991年モデル R129(500SL) 車検&足回り異音修理

東京都在住 佐々木 賢一様
1991年 R129(500SL) 並行車 走行151677Km 左リアより異音がするということと、今回はじめてシーバースでの車検受験でご入庫されました。2年程前からこのお車のメンテをさせていただいておりますが、あえて15万kmを超えたお車の車検時の対処法の観点からレポートさせていただきました。

(スタッフレポート)

2年ほど前からこのお車のメンテナンスをさせていただいておりますが、エンジンオイル漏れ・水漏れetc・・その時々に修理をさせてもらっていたので、車検に関してそれ程心配はしておりませんでしたが 、さすがに20歳を迎えると突発的な故障が多く注油どころでは済まなくなってしまうのが、悲しき問題です。 一般常識なのですが、忘れがちなのは車は動かなくなるより、止まらなくなるほうが危険ですので、最重点におきたいのがブレーキと引火原因のガソリン!車検時位しかまずは点検しないのがこの2箇所かと思います。ブレーキパッドなどはメーター警告灯で警告されますが、サイドブレーキやローターなどはやはり点検して、最適な状態でお乗りいただけたらと思います。よくブレーキパッドだけショップで交換して、『ブレーキ鳴きがする!』といったご相談を受けますが、そのお車を点検すると、ローターが歪みまたパッドも社外品が取り付けられているといったケースが多々ございます。受け部分のローターが消耗している場合いくら新しいパッドを交換しても、消耗度合いは加速され、まして社外部品を使用することによってブレーキ鳴きはあるしで、全く良いことがないことをメルセデスオーナーの方に理解して欲しいのです。またブレーキだけに限らず、中古部品・社外部品・純正部品の使い分けを間違うと、不必要な工賃と無駄なリスクをおってしまうという現実があることをご理解いただければと思いす。・・・と話はそれてしまいましたが、今回の車検及び修理は、走行距離を考えお車全体のバランス をとるということに重点をおいて施工させていただきました。

センターベアリングキャリアが異音の根本原因でした。通常センターベアリング(¥37.000工賃¥48.000)の交換になりますが費用の問題というより左右バランスを考えて今回はリアハブベアリングキャリア(新品¥125.000)を中古部品で対応して一式交換しました。詳しくは下記明細書をご覧下さい。

納品明細書

総合請求書

 

(お客様コメント)

このすんなりしたフォルムが自分好みで!こだわってますが・・・修理する度に妻の大反対にあっています。 いままで水漏れ・エンジンオイル漏れで17万、エンジン不調で27万、パワステとエンジンマウント交換等で14万、今回の車検整備で24万円とシーバースにいままでの修理明細を出してもらって総額計算したら80万位になっていました。妻に明細書を見られたら・・クリスマスも近くなってきているので、どんなプレゼントを要求されるか怖い!ので、明細書を持ち帰れないのでシーバースで保管しておいてください。それと今後1年はもつと言われていますが、当初から問題のミッションオーバーホールは、格安でお願いしますよ!富田さん!