1991年モデル W124(300CE-24V) エンジン不調リフレッシュ修理

東京都在住 榮本克彦様
1991年 W124(300CE-24V) ディーラー車 走行187069Km エンジンオイル漏れがあることは1年ほど前から判っておりましたが、走行20万Kmを目前に他の補器類とのバランスを考え修理内容を模索しておりました。そろそろエンジンの圧縮率も低くなって限界にきてましたので今回オーナー様のご希望もありエンジンのせかえでリフレッシュしてみましたが・・・

(スタッフレポート)

いままで、ディーラー整備をされていたこともあり、ウォーターポンプ、コイル、ホール等は交換してありましたが、さすがに64万円もするエンジンハーネスは交換した様子はありませんでした。左上の画像をみていただくと判るように、エンジのコーキングが施工されていることからエンジンのヘッドのオイル漏れ修理をしていることはわかりましたが、18万kmという走行距離ですのでコストパフォーマンス的にどうかな~って感じです。シーバースでは走行の少ないエンジンをコアにしてのせかえ、リフレッシュしてみました。ただいつもと違ってエンジンハーネスが肝で、通常でしたら10万円位なので勿論新品にて交換するのですが、64万円もするのならば、ハーネスの束をばらして一本一本修理していくしかないでしょ!特に24Vはハーネスがあちらこちらをまわっているので、エンジンをおろしてはじめて出来る作業かと思います。いままで、劣化部分を壊さないように、恐る恐る修理をしていましたが、これで今度から思いっきり触らせてもらえストレス解消しました。詳細は『10万Kmリフレッシュ・キャンペーン』をご覧下さい。

費用対効果が修理重要ポイント!

普段さわらない箇所もついでに・・・


エンジンを下ろしてすっきりしたところで初めて施工出来る箇所があるんです。

今回走行7万kmのエンジンをコアにヘッドをオーバーホール修理しました。

(お客様コメント)

月日が経つのは早く、考えると新車からもう20年この車とつきあってるんですね~!あちらこちらガタはきているので上手にメンテナンスしながらもう少し乗ってみようと思います。2年前からシーバースでメンテナンスしているのですが、いつも修理期間がかかるような ~って気がしていたので、今回工場見学がてら手術内容をみせてもらいました。暖房をかけながらエンジンハーネスを修理をしているメカニックさんを見て、『こりゃ!時間かかるわ~!』って判りました。私も技術職の仕事をしておりましたので、畑は違いますが工場を見に行ってかなり楽しませてもらいました。記念撮影と言われましたがもう10歳若かったら・・・今回はベンツ君だけの撮影にしてもらいます。