メルセデス・ベンツのラジエター クーラント漏れ

最近、ラジエターからのクーラント漏れが多発しています。
まだ統計をとるまでのデーターには至っていませんが、
W204、W212、W221、W216などの比較的高年式モデルのラジエターです。
漏れ箇所はアルミとプラスチックのカシメ部分からです。

2007年位からのモデルでラジエターのメーカーは『BEHR』です。
新車当時使われていた部品の不良かと思われます。製造ライン等の確認が出来ないので、現在当社では、OEM等の社外品は使用せず純正新品にて交換しております。メーカーさんも部品の素材を変更した様で、 ラジエターの側面の黒いプラスチック部分が換わっています。
部品供給が不安定な状況なので、交換予定の業者様は出来るだけ純正品での交換をお薦めします。

予算の関係等で社外品で取り付ける際は、並べてみてプラスチックの色を確認されることをお薦めします。改良品は、黒いプラスチック部分が以前の品より赤みを帯びた黒色の物になっています。
2度手間は避けたいですからね!

最近のモデルはラジエター交換でさえ取り回しが複雑で、バンパー等前周りの部品をそっくり外さないと交換できません。本当にやり辛くなりました。