W166(ML350) 冷却水漏れから・・

W166(ML350) 走行距離 60071Km 2012年モデルのお車が、ラジエター警告灯点灯で初めてシーバースにご入庫しました。今回の冷却水漏れの主な原因はサーモスタットでしたが、車齢も12歳で、ホース等の劣化が色々と進んでいました。修理にはエンジンカバーリング等をかなり取り外す必要がありますので、同時にエンジンオイル漏れも修理しました。エンジン周りの分解が進み、ホース、パイプ類を交換している際、「エンジン裏側ヒーターホースあたりのパイプは大丈夫かな～」と一瞬思ったのですが、スルーしたことが仇になってしまう事に！修理後最終走行テストをしていたら、別の箇所からまた水漏れが始まってしまいました。再度点検してみると、懸念していたパイプからの漏れが！またカウルケースを分解することになってしまった。トホホ。　自分の勘をもっと信用して、気になる事は遠回りしてでも時間をかけて確認しようと猛反省です。余談になりますが、「水漏れの修理って幾らくらいかかるの？」とよくご質問を受けます。年式、走行距離、今までのメンテナンス状態、使用頻度によって、交換部品がどれだけ発生するかによって変わります。今回の修理明細をアップいたしましたので　エンジン型式276のオーナー様の今後の参考資料としていただければと思います。