間違い探しから始めなければ W246 B180

「270 エンジン」定番のサーモスタット故障!W246 B180 Blue EFFICIENCY 2012年モデル 走行81142Km のお車が、エンジン警告灯点灯で初めてご入庫されました。どうやら人災にあったようで、サーモスタットを交換するためカバーリングを外してみると、マフラーの遮熱板を固定する4本のボルトのうち2本はなめていて、1本は折れてシリンダーヘッドに付いていました。(ネジをなめるのは気付かないかもしれないが、ボルトが折れているのは絶対にやった本人が判る・・)また、インテークダクトのボルトも欠損している。そして謎の「ガスケット」がエンジンルームに落ちていました。オーナー様に確認すると、最近ウォーターポンプの交換修理を他の工場でされたという事でした。作業を失敗した工場にクレーム処理を任すのもオーナー様のストレスになるので、締め付け等再チェックをしようと思います。こういったケースが一番厄介なんです。過去の修理の間違い探しをしながらの作業は、時間も神経も2倍消耗してしまいます・・。