1993年モデル W140(CL600) スロットル&エアマスハーネス故障

東京都在住 佐崎昌文様  
1993年 W140( CL600 ) D車 左H 走行50392Km 高速走行中にエキゾーストランプが点灯したが、高速降り口がなかった為、そのまま走行していてマフラーから火を噴いてしまったということで、今回ご入庫になりました。ディーラーで整備点検をしたばかりということでしたが、ディーラーの火災調査の結果では、EZLコンピューターと配線の接触不良からEZLコンピューターの異常値でガソリンが濃くなりマフラーから火を噴いたとの見解でした。修理概算としてユーザー様に150~200万円と提示したそうです。

(スタッフレポート)

マフラーから火を吹いた原因の見解はディーラーさんとは違い、シーバースは、主要原因としてスロットルアクチュエーターとエアマスハーネスと確定しました。EZLコンピューターは正常数値でしたので今回エアマス交換、エアマスハーネス修理、EZLハーネス修理、右側スロットルアクチュエーター(中古部品使用)で修理いたしました。部品代(中古 部品使用)\319.000円 工賃\178.000円でした。 マフラーから火を噴いたという状況のお車は初めて手がけましたが、『鶏が先か卵が先か』といった故障内容ですので、見解の相違が出るのは仕方の無いことだとは思いますが・・・・『人の振り見て我がふり直せ』を再確認させられ、いい勉強になりました。私も歳を重ねたせいか、最近ことわざの重さを深く感じる今日この頃です。

(お客様コメント)

今年の夏高速を走っていたら突然マフラーから火を噴いてしまい危うく車両炎上の一歩手前でした。某ディーラー と、この火災に関してかなりもめましたが、結局『車両整備不良』といった完全に、こちら側に非があるといった結果で終わってしまいましたが、点検整備をディーラーでしたばかりですよ・・・その部分は整備項目にはいっていないと言う言い訳には、いまでも納得していません。これ以上もめても時間の無駄だと判断しましたが、今回のことで、いち消費者として世の中の不条理をつくづく感じ、大げさかもしれませんが人生勉強させていただきました。皆さんも警告ランプがついたら気をつけてください。また『ベンツだから』と安心し、過信してはいけないことを、声を大にして忠告させていただきます。