2005年モデル W203(C55) 12ケ月点検&エンジン不調

埼玉県在住 酒井芳幸 様 
2005年 W203(C55 ) ディーラー車 走行62540Km で、今回 12ケ月点検で、ご入庫されました。ダイアグノシスでセルフアジャスメント限界値が判り少し大掛かりな修理になってしまいました。

(スタッフレポート)

今回法定一年点検でのご入庫した車両です。警告灯は点灯しておりませんでしたが、エンジン警告灯点灯の寸前の状況でした。ダイアグノシス点検の時点でエンジンアジャスメントの数値がおかしく、いつものブローバーホースからのエアー漏れかな~と思ってましたが・・・!一年前にエンジンタペットからのオイル漏れ修理の際ブローバイホースを交換しているし、エアー漏れの箇所がなかなか見つかりませんでしたが、特殊なスプレーによるテストでインテークマニホールドからのエアー漏れを確定しました。インテークマニホールドの溶接という方法もありますが、一定の時期に生産された車両にこの症状が集中しているということを考えますと、部品の材質によるトラブルの可能性が高い為、溶接修理しても、その後違う箇所からのエアー漏れが発生することが考えられますのであまりお勧め出来ません。流石に20万円近くの部品代はいかがなもんかと・・今回中古部品を使用しての修理にいたしました。詳しくは下記『納品明細書』をご覧下さい。  担当 細野

納品明細書

エンジン不調

(お客様コメント)

なんとなくAMG本来のパワーが無くなってきたな~と感じてましたが、警告灯が点灯してないので、経年劣化と思っていました。メカニックの方に『エンジン警告灯点灯の寸前』と聞かされて、ある意味自分の 五感のほうが、コンピューターより勝っているじゃないかと思っちゃいました。(笑!)