修理クレーム公開

このページは当社へのクレームの内容を掲載いたしております。 お預かりしたお車の整備、部品の品質等には十分留意していますが、オーナー様方にご迷惑おかけしたことを心からお詫び申し上げます。今後ともより一層のご指導を賜りますようお願い申し上げます。

Case 1: 7速電気式ミッション修理に関するトラブル

誠に申し訳ございませんでした

神奈川県在住 福島啓文様
2006y W221(S500)のミッションオーバーホール修理後すぐに冷間時のみ低速時の変速ショック が出てしまい2ケ月程様子をみていただきましたが、改善しないとのことで再度お預かりし点検修理をいたしましたました。 お手間ををおかけいたし申し訳ございませんでした。

( 原 因 )

前回ミッションオーバーホールの際、VGSユニットに不良が入っていなかったので、バルブボディは正常と判断してしまいバルブボディは簡単な分解洗浄のみで終わらせてしまった事が今回の原因でした。2速→3速の電磁バルブが初期不良になっておりましたので、ダイアグノシス診断でもミッション不良のデーターはありませんでしたが、オーナー様のご指摘のとおり冷間時油圧異常の嫌なショック感はございましたので対処させていただきました。7速ミッションはこれからも勉強させていただくことの多い繊細なミッションという事を痛感いたしました。

VGSユニット左右に付いている問題の各制御の電磁バルブ

( 対 処 )

今回バルブボディの電磁バルブを中古部品にて入れ替え をし、念の為ミッションオイルフィルターおよびミッションオイルも新品にて交換し対処させていただきました。今回はもちろん無償にてクレーム対応させていただきました。オーナー様には、 バルブボディ内の電磁バルブ不良のご説明をさせていただきご理解いただきました。

Case 2: パワステ修理に関するトラブル

誠に申し訳ございませんでした

千葉県在住 前嶋理恵様
 2001y W168(A190)のパワステ不良修理てお預かりしておりました。パワステポンプ(中古部品)交換後もまだ少しステアリングの重さがあると感じておりましたが、ラックの不具合も少し出ていたので危惧してはおりませんでした。納車後1週間でご入庫前の状態に戻ってしまったということで 再度ご入庫いただき、二度手間ををおかけいたし申し訳ございませんでした。

( 原 因 )

『パワステポンプが動いていない』という固定観念が、修理の負連鎖を引き起こしてしまいました。最初に交換したパワステポンプが中古部品だったこともあり、不良箇所の特定にも時間と労力がかかってしまいました。パワステポンプとラックを同時に中古パーツで移植した後も、ステアリングに違和感が残り、ステアリングシャフトを取外して初めて、センター部分とダンパーの部分の固着が判りました。なぜステアリングシャフトがここまで固着して動きが悪くなったのか?イレギュラーな故障かと思いますが、メカニックにあるまじき修理に対する固定観念と修理の慣れがジャッジの甘さを生んでしまったと反省しました。

問題の根本原因だったステアリングシャフト

( 対 処 )

今回パワステポンプ・ラックアンドピニオン・ステアリングシャフトを中古部品にて総入れ替えしました。オーナー様には、故障原因とステアリングシステムの構造をご理解いただき、ラックアンドピニオンの部品代をご負担いただきました。シーバースとしても、ステアリングシャフト部品代及び交換工賃分をサービスさせて 対処させていただきました。

Case 3: WBE評価にてのクレーム

社員教育徹底に気をつけさせていただきます。

書込みオーナー様 不明
『Yahooロコ』にシーバースをご利用になったと予想されるオーナー様から書き込みがありました。書込みオーナー様が確定できるようご納車時お渡ししている納品請求書のシリアル番号の記載を一緒にお願いしております。残念ながら記載が無い為オーナー様の特定が出来ずクレームに対する個々の対処が出来ませんでした。

( 口コミ記載のクレーム内容抜粋 )

雑誌等での宣伝のためなのか修理実績の信頼からなのか解りませんが、何せ忙しそうで「車検申し込み」のメールにもこちらから痺れを切らして連絡するまで全くの反応無し。入庫後も1週間は音沙汰なし。追加工賃見積もりもTELにて口頭のみ。10日間待って完成車両を引き取りに伺うと、・・・以下右画像をクリックして、口コミ評価をご覧下さい。

( 対 処 )

書込み文章の内容を見る限りオーナー様とコミュニケーションが取れていなかったと予想されます。ただ『入庫後も1週間は音沙汰なし』といった事例が思いあたらなかった事と、コメントにシリアル番号の記載が無かった為、オーナー様に直接コンタクトが取れず謝罪も出来ませんでした。書込みがされた時期から考えて、おひと方納車時に気になったオーナー様がおりましたので、依頼内容を確認いたしました。やはりご入庫時の修理依頼の内容が不確定でした。今後このような事がないよう万全な気配りを各オーナー様に対して 徹底して行っていくよう努力いたします。今回コメントにシリアル番号の記載が無かった為、あくまでもシーバース側の予想でしか判断しておりませんことをご考慮いただければと思います。

Case 4: 修理お預かり中の車両損害に関するトラブル

誠に申し訳ございませんでした

東京都在住 内田直人様
94y W140(S320)のエンジン不調修理にてお預かりしておりました。納車時直前にフロントガラスにいたずらと思われる傷が付けられている事に気づき、新品にてガラス交換をさせていただきました。 お忙しい中お引取りの為にご来店いただいたオーナー様に二度手間ををおかけいたし申し訳ございませんでした。

( 原 因 )

今回のトラブルは修理トラブルというものではなく、保管時の当社管理ミスによるものでした。オーナー様からお預かりしている間は、 警備会社㈱セコムによって夜間管理されている工場敷地内で保管しておりますが、昼間車両入れ替え中に『いたずら』されたと思われます。お預かりしているお車が全てベンツという高級車ばかりなので、やはり『僻み』からでしょうか?

フロントガラス交換風景

( 対 処 )

保管時の事故、いたずら等があった場合『自動車管理者賠償』という保険を適用させていただき対処させていただいております。もちろんお預かりしたお車の移動時・保管時には十分配慮はいたしておりますが、どうしても避けられない事態に関して万全な配慮をいたしております。今回はフロントガラスを新品にて交換させていただきました。但し、地震台風や洪水などの不可抗力に起因する事故は免責とさせていただきますのでご理解ください。

Case 5: 4速機械式ミッションO/Hに関するトラブル

誠に申し訳ございませんでした

神奈川県在住 吉田翔太様
94y W124(E320T)前回 シーバースにて走行95109km時にミッションをオーバーホールを半年前に施工しました。今回 は車検でご入庫いただきましたが、車検点検した結果、前回修理でオーバーホールしたミッション本体からオイルが漏れていたいうトラブル

( 原 因 )

半年前にミッションをオーバーホールしたばかりというのに、ミッションオイルが漏れているという状況でした。エンジンとミッションのつなぎめからでした。納得がいかずもう一度ミッションを下ろしトルクコンバーターを外してみるとオイルポンプのシールから漏れておりました。ミッション本体の部品でなかったとしても、ミッションオーバーホール時もう少し慎重に部品消耗の確認をすれば良かったといまさらながらに反省しました。

オイルポンプよりミッションオイル漏れ

( 対 処 )

今回 ミッション脱着工賃(¥55000)は、もちろん当社で負担いたしました。ユーザー様には説明をしご納得いただき部品代オイルポンプ(¥65500)のご負担をしていただきました。今後オーバーホールだけでなく全てに部品の消耗状態確認を深くおこなっていくよう気をつけたいと思います。

Case 6: ミッション修理/バルブボディに関するトラブル

社員教育徹底に気をつけさせていただきます。

東京都在住 平ケ倉良恵様
2000y W168(A160)のミッション修理に関して、オーバーホール施工後ミッション本体よりする電気ミッション特有の『ジー』という音が前より大きくなったような感じがするというクレーム

( 原 因 )

今回ミッション本体のオーバーホールと共にバルブボディを新品にて交換しました。Aクラスはバルブボディ内の電磁バルブ音の大きさに個体差がでます。その電磁バルブの『ジー』という音が許容範囲内なのか?保証の問題からバルブボディ本体(¥216700) をディーラーにて仕入れて交換しておりますので、音の原因がオーバーホールなのか部品なのかがディーラーとの争点になりました。

( 対 処 )

再度ミッションをおろし分解し、内部確認のうえディーラーにバルブボディのクレーム申請をとおし承認されました。バルブボディ交換後『ジー』という音が20~30%位静かになりました。Aクラスの『ジー』という音に慣れてしまっているせいかその度合いがスタッフ自身判らなくなっていたのは確かでした。後日談になってしまいますが、ご指摘いただいたオーナー様は音楽関係のお仕事をしているとのこと、音の違いにはかなり厳しかったのも事実ですが、今回走行距離の違うそれぞれ3台のAクラスを並べてみて、その音の強弱を比べて検証させていただき勉強になりました。

Case 7: エアサス修理に関するトラブル

誠に申し訳ございませんでした

千葉県在住 小野武彦様
99y W220(S320)のエアサス修理に関して、エアサスコンプレッサー、バルブブロックの交換をいたしましたが改善されず追加修理をせざるを得なくなったというトラブル

( 原 因 )

エアサスペンション上部のO/H施工済の車両でしたのでコンプレッサー本体の動きが不良な為それらを交換した直後通常圧力になりサスペンション下部からエアー漏れが始まってしまい追加修理項目としてサスペンション本体(¥134700)交換が追加されてしまいました。

エアサスボンプ・エアサスバルブ

( 対 処 )

事前にエアサスの修理リスクをユーザー様に詳しく説明していなかった当社のミスもございましたので、追加修理にご理解いただけたので、当社としても追加工賃分をサービスさせていただきました。今後ユーザー様への事前説明を十分に行なっていくよう気をつけたいと思います。

Case 8: 修理納車後、他部分の故障に関するトラブル

いろいろと勉強させていただきました。

東京都在住 平ケ倉良恵様
2000y W168(A160)のミッション修理に関して、オーバーホール施工後ミッション本体よりする電気ミッション特有の『ジー』という音が前より大きくなったような感じがするというクレーム

( 原 因 )

シートスイッチの故障が原因でシートが動かなくなったと思われますが、シーバースでは修理終了後必ず最終点検でコンピューター診断をおこなっていて、その時点では不具合なしの診断でした。シーバースは修理でご入庫のオーナー様個々の入・出庫時のコンピューター診断データーを3年保管しておりますので、虚偽のクレームをつけても単なるクレーマーとしての対応しか出来ないことをご理解ください。

シートスイッチ

( 対 処 )

故障時期のタイミングが悪かったのもありオーナー自身も感情的になり過ぎて、クレームで直してくれないのであれば『インターネットに書き込みをするぞ!』といった脅迫まがいな対応で感情が収まりきれない様子でしたが・・・ご説明は十分しましたので、クレーマーにたいする対応しか出来ません。もちろんシーバースを利用いただいているオーナー様で上記のような方はまれです。通常であれば、故障タイミングが悪い場合などは中古部品で対処させていただいたり、実費で修理させていただいておりますのでご安心ください。

Case 9: エアマスセンサー販売に関するトラブル

いろいろと勉強させていただきました。

東京都在住 澤田紀勝様
98y W210(E320)のエアマスセンサーを販売したが、交換してもエンジン不調が直らないというお客様からのクレームがありました。 新品パーツ販売で、ましてネットで流通しているような粗悪な社外品ではなく純正品を販売いたしましたので、当社としても納得がいかず車両を引き取り点検をしました。

( 原 因 )

やはりこの事例も オーナー様の自己診断の誤りと車両整備の認識不足から、 ただエアマス交換をしただけで、テスターでのリセットも、走行による自己学習すらおこなわれておりませんでした。尚且つ当社でお車を診断した結果、結局エンジン不調の原因は、エアマスセンサーではなくイグニッションコイルの不良だということが判りました。

エアマスセンサー

( 対 処 )

エンジン不調の原因をご説明し、ご理解いただき ました。ご存知のようにネット社会の近年、無責任な情報が氾濫し、あやふやな情報で振り回されているオーナー様が多くなっております。愛車をよりよくという観点からのメンテナンスは良い事とは思いますが、いざ故障になった場合は、体の病気と同じでお医者さんに的確な診断を受けるということが費用と時間の無駄を省く最大の節約術かと思います。

Case 10: オルタネーターO/Hに関するトラブル

誠に申し訳ございませんでした

神奈川県在住 安永幹夫様
96y W202(C200)オルタネーターのオーバーホールをして脱着取り付け作業をして納車しました。1ケ月後、秋田に、ご旅行中のお客様より『Vベルトの端が切れている』との連絡があり、遠方である為、緊急に近くのヤナセに入庫していただき修理をしていただきました。

( 原 因 )

オルタネーターのオーバーホールは、ICユニットとフロント、リアのベアリングを交換します。フロントベアリングを交換した際、中にはいる べきスペーサーを外側につけてしまっていた事が原因でオルタネーター本体を装着しましたが、5mmずれが生じてしまい時間とともに、Vベルトの外側が切れていってしまった ということが原因でした。

オルタネーター(リビルト部品)

( 対 処 )

ヤナセにて、オルタネーターを脱着してもらいプーリーの組み換えをしてもらいました。東京にお帰りになられてから、再度入庫していただき新品のVベルトを交換させていただきました。もちろんヤナセにてお支払いになられた修理代(¥18.000)は当社にて負担させていただきました。今後、オーバーホールに関して、3重チェック体制をとり、慎重に取り組んでいきたいと思います。

Case 11: スロットルボディ販売に関するトラブル

いろいろと勉強させていただきました。

埼玉県在住 ○○○○○様 
(お名前はふせさせていただきます)
93y W140(S600L)のスロットルボデイ(右バンク用)を販売しましたが、交換してもエンジン不調が直らないという静岡の車屋さんからのクレームがありました。稼動確認済みな部品でしたので、当社としても納得がいかず、静岡から車両引き取り点検をしました。

( 原 因 )

W140 600のエンジンに関する施工工場の認識不足から、エンジンハーネスの劣化及びメインコンピューターの故障に気づかず、故障箇所を交換しないまま当社から購入のスロットルボディ取り付け、スロットルボディをまた壊してしまった事が原因でした。

スロットルアクチュエーター(中古部品)

( 対 処 )

原因をご理解いただき今回当社にて、メインコンピューター(中古)の交換、スロットルボディ(中古)の交換 エンジンハーネス(新品)の交換を請負修理いたしました。中古部品の販売に関して、当社としても細かく修理箇所や状況把握と説明が必要だと思いました。